2014年5月10日土曜日

演劇「みすてられた島」

演劇「みすてられた島」(中津留章仁=作・演出)!!!
2014年5月10日~18日 紀伊國屋サザンシアター

敗戦直後に作られた
幻の“大島憲法”に想を得た近未来劇。
 「背水の孤島」の中津留章仁と、
 「普天間」「臨界幻想2011」の青年劇場の
初タッグで、現代に迫る!

※大島憲法とは――
1945年のポツダム宣言時、日本の施政権を本州、北海道、九州および四国に絞る方向が出されていた。翌1946年1月下旬、米軍から伊豆大島の元村村長に日本から切り離される旨が伝えられたため、村長を中心に島の独立が準備され、憲法草案が作られる。3月上旬には草案がほぼ出来上がっていたが、同22日、伊豆諸島を再び日本本土に復帰させる行政分離解除が発令され、かくして大島の独立および「大島憲法」は幻となった。

「とある島。戦争が終わって、突然本土から独立を言い渡される。独立歓迎派と、本土あくまで一体派に分かれる中、こっそり本土に逃れようとする人々も。島長(しまちょう)は、さっそく憲法作成に着手する。権利をめぐって侃々(かんかん)諤々(がくがく)、喧々(けんけん)轟々(ごうごう)!!長い会議のそのかげで利権をめぐる企みもうごめき始める。陰謀術策の矛先は、やがて島長の家族に向けられて…。国と島と家族をめぐる近未来コメディー!!」

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