2013年7月7日日曜日

湯川あき「七夕コンサート」

 「雨が降らなければお百姓さんがかわいそうだ」と祖母ちゃんの言葉をつぶやいていた矢先の土曜日、関東は梅雨明けした。翌日曜日は七夕様。昼間外出するには猛暑になった。電車を乗り継いで出かけた、さすがに途中で水を買った。

 湯川あきさんが昼間の「七夕コンサート」を開いた。西武拝島に出てJR青梅線昭島駅。北口は再開発で大きな商業施設や設備がある。南口は「駅前裏口」の雰囲気。「文化豊かな南口にしたい」ということで若干34歳のイケメンの海渡さんが「フローラカルチャークラブ」を開設した。そのオープン記念いわばお祝いも兼ねてのコンサート。玉川上水で超満員のチャリティコンサートを開催してからひと月も経たぬこの日、席を埋められるのだろうか心配したとトークで語った。だから、その分ぐらいしか席は用意してなかったようだ。ところが、結果的に立ち見がでる超満員。開場とともに満席、会場の近隣から急きょ椅子を借りてくるのだけれどもそれでも足りなかった。「たいがい1回目だけ、これに味をしめて2回目やると苦労する」と。私も実感。

 青梅線沿線でシャンソンを歌い続けてきて25年「でも」「有名にならないの」「…」「無名のまま」“愛と平和と命”を歌い続けて、子どもの支援、被災地支援、老人への寄り添い、病院へ慰問に取り組み地域ともに活動してきた。歌の実力とともに人柄を慕うファンは多い。


歌い終えて 手前の男性がオーナーの海渡さん
 「フローラカルチャークラブ」のオープニングだから、ほんとは真っ赤なワインで乾杯「♪トマトジュース・乾杯」、渇水とざっと音を立てて降る雨を語って「♩夏の美しい雨」、都会では星を眺めるスターウォッチングが流行り「♫遥かなる銀河」、年上のひとに失恋した出世作愛しき人よ「♬サントワ・マミー」、ずっと唄いつづけてきたお気に入りの「♪ピノキオへの手紙」「♫小さな喫茶店」ロシアの実話、松山善三さんの訳のほうの「♫百万本のバラ」、「♬愛は限りなく」、大ヒットした映画より「レ・ミゼラブル・メドレー」演奏はピアノ北原敦子さん、ヴァイオリンERIさん(14歳)。「♬パリ祭」。「ところで」と、「織姫さんと彦星さんたちって会えたら会えたで、夜は何しているんでしょうね(.)」というオトナのトーク。その前置きのあとは「♪再開」。シャンソンはおしゃべり。昔別れた男とばったり出遭ったハナシ、今でも…うだらくだら。昼間の七夕コンサート。「♬私の心はヴァイオリン」、「♫思い出のサントロぺ」、織田作之助生誕100年寺山修二没後39年「♬織田一枝」、「♬神田川」。このコンサートのチケット売れるだろうか、待ち続けたチケット1枚、2枚、3枚、おしまいじゃないかと、メディアには載らないから、「♬幽霊」、エディットピアフ没後50年「♬愛の賛歌」、アンコールは「わかってるわよ」と「♪シャンソン」。全18時間の熱唱でした。

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