2013年6月27日木曜日

「My Private Fukushima 報道写真家福島菊次郎とゆく」」那須圭子写真・文

8月中旬刊行予定。
[著者]
 那須圭子(なす・けいこ)
フォトジャーナリスト。1960年、東京生まれ。早稲田大学卒業後、結婚を機に山口県に移る。上関原発問題に出会い、報道写真家・福島菊次郎氏からバトンタッチされる形で、同原発反対運動の撮影を始める。写真集『中電さん、さようなら―山口県祝島 原発とたたかう島人(しまびと)の記録』(創史社、2007年)、「平さんの天空の棚田―写真絵本・祝島のゆるがぬ暮らし第1集」(みずのわ出版、2012年)など。

7月末日までに出版社の「みずのわ出版」まで直接予約すれば、税込定価3,465円のところ、ご予約特価2,500円(送料サービス)にて、本が出来上がり次第、直送とのこと。
※みずのわ出版(本拠地 山口県周防大島の出版社)
http://www.mizunowa.com/book/book-shousai/fukushima.html

 742-2806 山口県大島郡周防大島町西安下庄、庄北2845


 tel/fax 0820-77-1739  E-mail mizunowa@osk2.3web.ne.jp

☞「ご注文用紙に必要事項を記入のうえ、以下宛にFaxまたは郵送ください。 請求書を同封しますので、本の到着から10日以内に郵便振替もしくは銀行振込で送金をお願いします。恐れ入りますが、振替手数料はご負担願います。」とのこと。

2013年6月26日水曜日

「被爆者の声を受け継ぐ映画祭2013」開催

【日程】76日(土)~ 77日(日)の日間
【開催場所】明治大学リバティタワー 1F リバティホール
【ご連絡・お問い合わせ先】
共同映画㈱ 03-5466-2311 (FAX)03-5466-2312
ウイング・コア 03-3232-7867 (FAX)03-3205-8958
Mail: eigasaigmail.com



201376日(土)
1315~ オープニング・セレモニー
13301600
「はだしのゲン (第一部)」中沢啓治・三國連太郎 追悼上映
1976年 劇映画 107分 監督:山田典吾)
2012年末に73歳で亡くなった作家・中沢啓治による、自らの被爆体験に基づいた漫画の、最初の映像化作品。被爆直後のシーンは、東京湾の埋立地・夢の島で撮影された。原爆で父と姉と弟を失ったゲンが、母と生まれたばかりの妹を支えて生きる姿には、原爆への怒りと、そしてそれに負けない強さとが溢れている。ゲンの父を三國連太郎が、母を左幸子が演じる。
※カルロビバリ映画祭監督賞
お話:石子順(映画評論家)

17302000
「はだしのゲンが見たヒロシマ」中沢啓治 追悼上映
(C)2011 シグロ/トモコーポレーション
2011年 ドキュメンタリー 77分 監督:石田優子)
漫画家の中沢啓治が、自らの体験をもとに、漫画『はだしのゲン』を描くに至る経緯と想いについて語ったドキュメンタリー作品。194586日の広島で、中沢自身は被爆しながらも奇跡的に一命をとりとめたが、父と姉弟を失い、やがて妹や母も亡くすことになる。その生々しい被爆体験と創作にかけた半生が、広島市内の思い出の土地や、貴重な原画を交えながら語られる。
※第17回平和・協同ジャーナリスト基金 審査員特別賞、ビバリーヒルズ映画祭長編ドキュメンタリー部門グランプリ
お話:石田優子(監督)

201377日(日)
10301230
「放射線を浴びたX年後」
2012年 ドキュメンタリー 83分 監督:伊東英朗)
1954年のビキニ水爆実験。その海で、多くの日本のマグロ漁船が操業していた。にもかかわらず、第五福龍丸以外の「被ばく」は闇に葬られた。1985年、その事実に光をあてたのは、高知の教師や高校生たちの調査活動だった。その足跡をたどった南海放送のディレクターは、長期取材のなかで船員たちの衝撃的なその後と、機密文書にたどり着く。そこには、深刻な核汚染の記録があった。
2012年度キネマ旬報ベストテン 文化映画部門 第8位、第30回(2012年度)日本映画復興会議 奨励賞
お話:伊東英朗(監督)

140016302作品同時上映)
「真実はどこに? ―WHOIAEA 放射能汚染をめぐって―」
2004年 ドキュメンタリー スイス 51分 監督:ウラディミール・チェルトコフ)
2001年、ウクライナの首都キエフでの国際会議に、WHO(世界保健機関)やIAEA(国際原子力機関)の医師・学者たちが集まり、チェルノブイリ原発事故の健康被害について議論する。多くの医師や学者たちは、子どもたちの症状は放射能とは無関係と主張する。これに対し、現地で様々な病気を診てきた医師たちは反論する。また、子どもたちの証言も衝撃的。

「フクシマの嘘」
2012年 ドキュメンタリー 30分 監督:ヨハネス・ハーノ)
3.11から1年を経て、このドキュメントは過去にさかのぼっていく。原発設計者・保安点検者・元福島県知事など、原子力ムラ内部の告発者たちは、いかなる報復を受けてきたのか。原発事故の後、その原子力ムラはどうなっているのか。そして今、「原発を日本で稼働させるだけの心構えがあるのか」という、東電への追及に対する災害対策責任者の反応は?
お話:小倉志郎(元原発技術者)

180020302作品同時上映)
「ある同姓同名者からの手紙」
1992年 ドキュメンタリー 48分 監督:金高謙二)
ある日突然、見ず知らずの人物から手紙が届く。手紙を受け取ったのは、『あしたが消える -どうして原発?-』の金高謙二監督。差出人は、長崎の原爆で家族を奪われた、同姓同名の金高謙二さん。この手紙をきっかけに映画は製作される。金高監督は金高さんと共に、自分の過去を遡るかのように、半世紀前の被爆体験を辿っていく。偶然の出会いから、知られざる悲惨な被爆体験を、自身の問題として捉え直そうとした真摯な試みの記録。
※毎日映画コンクール・記録文化映画賞
お話:金高謙二(監督)

「もうひとつのヒロシマ アリランの歌」
1987年 ドキュメンタリー 58分 監督:朴壽南)
軍都・広島には、日本によって植民地支配されていた朝鮮半島からやってきた人々が、原爆投下当時も数多く住んでいた。彼らはなぜ日本へ渡り、どのような生活を送り、そしてどのような被爆体験をして、ある者は今まで生き延びてきたのか。ジャーナリスト出身の監督が、多くの調査と取材の成果をまとめあげ、知られざる「もうひとつのヒロシマ」を明らかにしたドキュメンタリー。
※山形国際ドキュメンタリー映画祭2005 特別招待作品


2013年6月24日月曜日

さよならジョージ

ミュージカル「ロンサムジョージ」が終わって2回目の月曜日。
今日が独りぼっちのジョージが亡くなった日。まだ一年前のこと。

「ロンサム・ジョージ(孤独なジョージ)はもういない。地球上に残る最後のピンタゾウガメとして世界中で知られていたロンサム・ジョージが6月24日、生息していたガラパゴス諸島でこの世を去った。死因は心不全とみられ、推定年齢は約100歳だった(おそらく)。ピンタゾウガメの寿命は200歳とみられ、若すぎる死だった。」(2012年6月27日付ニューズウィーク日本版)

「♫おやすみジョージ」(Matsunob)
 ♪サボテンの野原に ゆっくりと時が流れた
 君より短い命が尽きるのを見つめ
 何度もサヨナラとつぶやいてきたんだね

 星が空にあるときは 思い出と二人歩いていく
 おやすみジョージ またいつか一緒に波をくぐろう♬

ジョージを演じた「こんどー」さんの「AIM掲示板」6月18日投稿より。

「ミュージカル「ロンサム・ジョージ」 各回、満席。1,100名以上のお客様にご覧いただきました。ありがとうございました。

 公演アンケートには、今回の作品、キャストへのあたたかいメッセージを沢山いただきました。また同時に、Aimの次回公演を楽しみにしています…との、メッセージも沢山頂戴しました。
公演前夜のゲネプロ(本番どおりの稽古)より

  今回4作品め。Aimのミュージカルを楽しみに待って下さるお客様がいらっしゃる。 本当に、感謝の気持ちでいっぱいです。
ジョージのように、のっそり、のっそり歩んで、Aimは今年で14年。

 また、皆様とお会いできますように。

 これからものっそり、のっそり歩んでいきます。

 あと数日で、ジョージが亡くなって丸一年。
 ジョージは今、どこにいるんだろう…

 お客様、メンバー、スタッフ全ての方に感謝!!ありがとうございました。」
✍「こんどー」さんこと近藤陽子さんは主役級のキャストで且つ公演実行委員長でした。

そして、地球上から、ひとつの生き物が絶滅して、一年目の今日。

ミュージカル劇中ガラパゴスミミズクの台詞より
 「わかってないね、人間!
 いいかい?悲しいから歌うのさ!
 苦しいから笑うのさ!
 私たちはジョージを背負う覚悟がある。」

ツレアイの従姉妹が、わざわざアンケートを清書して送ってくれました。
「“感動”のひとことに尽きます
 自然を破壊する人間の身勝手さ
 許されることではありません
 このままでは地球が壊れてしまいます
 そうは思っても………..
 福島の原発事故、あの時の動物たちにたいする 
やりきれない気持ち、ぶつけるところはありません」

作・演出・脚本の佐竹啓之さんによると、どうも、「次」もあるようだ…
佐竹啓之さん

2013年6月22日土曜日

市民ミュージカル「ロンサムジョージ」終了

「場あたり稽古」と「ゲネプロ」の両日(13日、14日)は客席におりました。そして、本番は15日夜の公演を観ました。

 公演を終えたあの日(16日)、零時31分着の最終電車で改札を出てきたツレアイの姿を観て一瞬見間違えそうになりました。まるで「ヅカの男役」!かっこいいじゃんと(老けてるけど)。

 あのムツゴローの「感動よ、再び!」。昨年末のこと。年齢を気にしつつも、チャレンジャーとして「ツッマー」をミュージカルに送り出しました。私たちは二人暮らしです。これから半年間の土日、「オマエは『ロンサム・オットー』になるが、いいか!?」と念を押されましたが、望むところ。なんば言うとっと。こっちは煮物も味噌汁も出しからとる本格主夫「オットー」、味噌まで手づくりを始めた自立する「オットー」たい。

 本人の意気込みとは裏腹に、初めての合宿にヘルペスを発症して参加できずに出鼻をくじいたり、やっているうちにAIM仕込みのスピードと変化についていけなかったり、何度くじけそうになったことでしょう。そのたびに「やめたら~」とあらん限りの冷酷さでつぶやいてあげるのですが、これが効果抜群、オットーの言うことだけはききたくない「ツッマー」。歯を食いしばる東北魂。若いひとたちのすばらしさ、演出の個性的な感性、振り付けの斬新さの魅力を幾度聞かされたことでしょう。私は「難解さ」にも聞こえましたが、だんだん私が「門前の小僧」になって取り込まれていくのを感じました。「ジシュレン」とかナントカいう「若い人が教えてくれるの」という落ちこぼれを出さない。この配慮の行き届いた稽古の光景を思い浮かべつつ、毎週土日の孤食に耐えました。まるで前衛舞踏のような個性のある動きの表現ができて、少しは認められているらしいという不思議なハナシも聞きました。この人は「肩」が昔から特徴のひとつ。それが表現力に役だっているなんて貴女らしいではないかとおだてあげる。サルが木に登るように個性は伸ばすもの、他人様が認めてくれればホンモノ。

 残念ながら、私はリズム感が乏しく音楽も踊りもやるのはさっぱりダメ。できることといえば内助の功の真似事と、弱音の聞き役と、そう!チケットを売ることだけ。完売を聞いたときには我がことのようにうれしかったですねぇ。みんなに買ってもらったうれしさ。「おれたちにスポンサーはない」の市民ミュージカルの根性の発揮。

衣裳も自分で縫わねばならないというあたふたした困難もみなさんの手助けによってなんとか乗り越え、公演が近づくにつれ、みるみるうちにツッマーの身体が引き締まってきました。公演当日なんかは度が過ぎて痩せ衰えたんじゃないかと思えるぐらい鍛錬されたキャストになったと実感しました。もちろん緊張もあったと思います。

 さて、いよいよ本番へ。ところが、照明が完成していない段階の「ゲネプロ」を観ただけでは、素人の私には正直出来具合が雲をつかむようでした。公演当日は満席の観客。三方が観客席の独特の舞台、音楽と光の中での躍動感と表現力を見事に魅せましたね。客席との一体感も加わりました。「おお、意外じゃん、面白かった…」と社交辞令なんかこれっぽっちも言わない仕事仲間たちはそう言って帰りました。火曜日に再び会いましたら絶賛の嵐。「長いセリフがあったねぇ」と知り合いを引き連れてきてくれたご近所のママ友は感動の渦。ジム仲間は「すごかった、あんなやまげんみたことなかった」と感激をみんなに吹聴。そういうノリでしたら、私もできれば二日続けて観たいと思ったぐらいです。でも、公演二日目は息子夫婦を送り出して孫の世話をしておりました。

 あの日ああいうことで両親もいっぺんに亡くなった、いつ死ぬかわからないというのを実感。みなさんに迷惑でさえなければ、好きなことならば、足腰立つうちにやってみたら、ということで背中を押しました。今は厳しい稽古に耐え訓練を積み、歌も踊りも格段に上達した配役プエルトを内心自慢に思っています。みなさんに付いていけたというレベルかもしれませんが。

 メッセージがあって、こだわりがあって、自ら人集めもして手づくりのようにしてつくりあげた市民ミュージカルの妙味。らしさ。気概。あの実験的な劇場で舞台と空間をつくった意気込み。ライブ(生の舞台)の迫力や臨場感は、よくできた料理と一緒で、とって置くことはできず消えてしまうもの。みなさんがいっしょになってつくりあげたもの。作品。市民ミュージカルならではの「達成感」に浸られたことでしょう。

 やりとげたすべての皆さんの魅力は、リスペクトを込めて語り継がれることでしょう。
すばらしい舞台をありがとうございました。

 最後に、はるばる種子島から観に来てくれた女友達からのメッセージ(抜粋)。
「ほんとに、感動しました。若者たちのすばらしいダンスと歌声のパワーが全開。相当に訓練されたことでしょう。また、脚本が良かったですね。ダンスも、歌も、喜び、悲しみ、苦しみ、そして未来への確信といった、とてもわかりやすいテーマを見事に表現されていました。私も、ロンサムジョージに共感。『生』も、そして『死』も受け入れて、生きる覚悟があるかと、自問する生活です。」


 往年の銀幕のミュージカルのような、軽やかな「♩ゴミの山の上で愛を叫ぶ♫」をたどたどしく口ずさみながら…おやすみなさい。

2013年6月21日金曜日

<HAGE&WAZKA、カーミーズ、笠木透と雑花塾>

 かねてより予約していたコンサートを隣町のホールに聴きに行った。ようやく心が和んだ。夕食の準備をする以外はほぼ一日中パソコンに向かっていた。ここのところ運動不足に陥っている。あやうくコンサートにも遅れるところだった。
<HAGE&WAZKA>
小学校の先生のコンビ。結成して25年。ファンから「この大舞台のホールに立つのはいつなの?」「今でしょ!」チャゲ&アスカをもじって結成したそうだが、名前の通りになったと会場を沸かせる。「♪ヒロシです」の替え歌「♩キョーシです」は学校現場のペーソスが混じった、笑うに笑えない、でも笑った。あとに出演した笠木透さんが「教育現場から馬鹿とユーモアが消えた、効率と効果しかなくなった」と。このホールでは初デビュー。前の席に陣取ったファンのひとたちから花束がいっぱい贈呈されていた。
<カーミーズ>
拠点とする都内の東村山近辺ではいまをときめく沖縄バンド。亀谷さん親子4人。ボーカルのおかあさんの歌声がすばらしく和むのだけれど、娘さんもすごくとおる声で迫力のある声量。母娘とも心地よい声の質と歌唱力。お父さんは現在公開中の映画「ひまわり」で主演する長塚京三さんに三線を指南したということを初めて知った。「♬東京―沖縄」連帯を歌った勇ましいけれども哀調のある歌。その思いと現実のギャップに厳粛になる。
最後に勢ぞろいして「♩私のこどもたちへ」を歌う
<笠木透と雑花塾>
笠木さんは昭和12年生まれ誕生日がくると76歳。歳の離れた私の兄と同年。安保世代。岸とその孫にやな思いをさせられる。身体がでかくて声が大きくて目立ったと。自然、暮らし、遊び、平和、をたいらかな言葉をつかって詩に謳い、曲をつくってきた。手話も使って歌う声は野太いが優しい。「♬豊かな青い海」は山口県の祝島を描いたもの。

 ♪さかなとやさいといい友達がおればいい、
    ほかに何がいるのだろう 私のこの人生♫

そうなんだ、ひとは食べられるだけの魚を獲ればいいんだ、どうして獲り尽くすんだろう、雨の上がった夜道を帰りながらツレアイとそんなことを語りあった。


しかし、こころやさしい音楽をきくとほっとする。それと、やっぱり生(なま)だ、舞台だ。

2013年6月14日金曜日

いよいよ明日と明後日! 市民ミュージカル「ロンサム・ジョージ」

えっ「場あたり稽古」ってなぁに?アベさんの経済政策のこと…。なになに「ゲネプロ」ってなに?業界用語?ゲロでも吐くの?などと「こわいものみたさ」や「義理や人情」や「お付き合い」で多くのみなさんに前売り券を買っていただきました。誠にありがとうございます。
昨夜の舞台稽古(「場あたり稽古」)を終え、舞台が設えられ、今晩は「ゲネプロ」という舞台リハーサルに臨みます。

キャストのみなさんの躍動に心がわくわくしてきます。

メジャーではないからこそ面白い、身の丈が一緒で、名もなき誰にもスゴイ表現力が内在していることがわかると思います。それが市民ミュージカルの素晴らしさ。表現力の昇華。練習光景を観る限りは、ひいき目を差し引いても、きっと素敵な舞台が楽しめると思います。

おかげさまで前売り券は1週間以上前に完売しました。市民ミュージカルは常設の練習場を持つわけでもなく毎度借りた稽古場を渡り歩き、いつも空調があったわけでもありませんでした。交通費もなにもかも全てが自前で、衣裳も自分らで助けあって縫いあげました。仕事の合間の土日と夜をつぶし厳しい稽古を重ねました。年度をはさみ、今年就職したある若者は職場で土日も新人研修があるらしく、公演の日だけはなんとか理由を付けて確保しました。

「オレたちにスポンサーはない」これが合言葉で気合。チケットはみんなで売りました。会場を埋め尽くすには半端な努力ではありません。手分けして、ありとあらゆる繋がりを使って普及に努めました。AIMプロデュース4度目の公演で初めて1週間前の段階で席を埋めました。汗と執念の賜物。
踊ってみたい、うたってみたい、表現をしてみたい、どんなにへこたれても、その気持ちは泉のように湧いてくるらしい。そして、演じ切り、観にきてくれた人の心を動かし見事に成功させようと意気込んでいます。明日、明後日のお越しをお待ちしています。

会場は「さいたま芸術劇場 小ホール」(JR埼京線の与野本町駅徒歩7分)。舞台の上はビル3階分ぐらいの空間があります。舞台会場内はまるで、どこかの国の議事場に錯覚に陥ります。

JR埼京線の与野本町駅西口を出て左に行き、大きな道路に突き当たりますと案内版があって右に折れ、さいたま芸術劇場の塔があってそれが目印になります。気をつけてお早めにお越しください。

いよいよ明日初日!市民ミュージカル「ロンサム・ジョージ」。

えっ「場あたり稽古」ってなぁに?アベさんの経済政策のこと…。なになに「ゲネプロ」ってなに?業界用語?ゲロでも吐くの?などと「こわいものみたさ」で前売り券買ってくれたジムの仲間はかしましい。多くのみなさんが前売り券を買ってくださいました。車を出すそうです。

昨夜の舞台稽古を終え、舞台が設えられ、今晩はゲネプロという舞台リハーサル。

キャストのみなさんの躍動に心がわくわくしてきます。

いよいよ明日!所沢での映画『東京原発』上映会

原発って?(-)
 深ぁく考えさせられる映画『東京原発』(主演:役所広司)の上映会が好評につき所沢で再度開催されます。必見です!

 615日(土)14時~(開場1330分)、会場;所沢中央公民館ホール、参加費/500円、主催/「さよなら原発in所沢」会場の「所沢中央公民館」ホールは川越・狭山方面からは航空公園駅、飯能・入間方面からは西所沢駅、清瀬・秋津・東村山方面からは所沢駅、いずれも徒歩で15分ぐらいのところにあります。

 実はこれが再上映会。その訳は。今年29日に初の上映会に取り組み、お陰様で満員盛況でした。しかし、勢い余って収容能力300人の定員を百人ぐらいオーバーして入りきれない人たちをだしてしまいました。前売り券を持っていたにもかかわらず、少し遅れて来たためにやむを得ずお引き取り願った人たちもいました。そういう経過があって、再上映をしよう、あのときお引き取り願ったひとたちには誠意を尽くそうということになったわけです。それで、再上映に取り組みました。前回前売り券を買っていて入場できなかった人たちには「招待券」をお届けしました。

 映画『東京原発』は役所広司さんが演じるカリスマ都知事の爆弾発言がもたらす社会派娯楽映画。2004年の作品で主演の役所広司をはじめ豪華キャストで娯楽的にもよい出来栄えですが、なぜかマスコミからは継子扱いされました。その秘密は福島原発事故以降に明らかになった事実がこの映画では既に語られていたからだと言えます。もう映画館でもテレビでも上映されません。新聞テレビマスコミがはっきり言わない原発の本質を明快に語っています。
 出演者は役所広司(天馬都知事)段田安則(津田副知事)平田満(笠岡産業労働局長)吉田日出子(泉環境局長)岸部一徳(大野財務局長)菅原大吉(石川都市計画局長)田山涼成(佐伯政策報道室長)綾田俊樹(榎本教授)徳井優(及川特別秘書)益岡徹(松岡原子力安全委員)他のみなさん。
 
 「原発のことはいまひとつわからない」という方は必見! とにかく面白い。この映画を観れば風刺も通り越して、3・11を体験して現実はもっとコワイことなんだと実感します。
ぜひお越しください。

なお、チラシは「さよなら原発in所沢」のHPからダウンロードできます。