2012年11月2日金曜日

Hさんへ


 日本の一部の人たち(政治家ども)が従軍慰安婦の日本の国家的強制はなかったという動きを強めています。宮城県議会でこの趣旨の意見書が採択されたということに激しい怒りを私は感じました。
 私の父母の世代、あなたの祖父母の世代以前にあった日本の過ち(植民地支配と侵略)が反省されず知らされず、あまつさえこれらが正当化されるということに私は激しい抵抗と危機感を感じています。Hさん、過去を知ることが、現在と未来を見据えることになります。「従軍慰安婦」は国家的強制(軍の管理)下にあったことは紛れもない事実です。最も恥ずべき国家的所業であるにもかかわらず、政治家の安倍さんや橋下さんなどこれをなかったことにしようとやっきになっている人たちや評論家がいて、しかもこれを支持する人たちがいます。これに強く対抗していかなければいけないと考えています。人間として当然のことが、もはや勇気あることであるかのごとく日本の右傾化が進んでいるように思えます。
 Hさん、安心して生きていける世界をつくりましょう。

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