2012年9月9日日曜日

9・9沖縄連帯『国会包囲』


ふたりで東京に行ってきました。『9・9オスプレイ配備反対の沖縄県民大会』に連帯して呼びかけられた同時アクション『国会包囲』行動に参加するためです。岩国でも同時に連帯の集会が開かれました。まだまだ暑い日曜日でした。

どうやらうちの近所の踏切で人身事故があったらしく出発が遅れました。到着したのは開始の11時を大きくまわっておりました。永田町駅を地上に出ますと、案内の人がおりました。いつもの通り警備の警官と機動隊のバスはずらりと並んでいます。金曜日の原発再稼働反対の官邸前抗議行動の賑わうような規模には及びませんが、国会正門前まで行きましたら大勢の人々がおりほっとしました。呼びかけ人の一人高橋哲哉さんのあいさつで、同時進行の沖縄の県民大会も成功しつつあることや仲井間知事の挨拶の代読(!)に会場からブーイングが沸き起こったことなどの報告が聞こえてきました。思わず、沖縄の知事さんには(あ~あ)という感じです。12時より人間の鎖で国会を包囲するということで、正門あたりからみんなが拡散していきます。12時20分ごろ包囲がつながったとのことで、みなで思わず拍手しておりました。主催者から沖縄では10万1千人の参加者、国会包囲が1万人との発表がなされました。

各々が手をつないでひろがり、民意を主張する「人間の鎖」のなかに居りました。危険なオスプレイの配備をするな、それには米軍基地をなくせ。それはどうしても日米安保体制という従属的な軍事同盟に行きつきます。この「国是国策」とされてきた日米関係を民意として問い直すことになります。原発も、TPPも突き詰めていけば日米安保という「何でもアメリカの言う通りでございますという政策」の根本の問題に突き当たります。問答無用のオスプレイ配備にそれが象徴されているまでのことです。沖縄に押し付けられているという「差別の構造」の問題でもあります。


人間の鎖に移動中、いつも出遭う「ジンタらムータ」さんたちとすれ違いました。この人たちの音曲になんだかなごむのです。解散後は、手慣れた感じで後片付けをするお巡りさんたちとすれ違い、最後にカンパを入れて永田町をあとにしました。なにも為さずに平和に生きていくということにはならない、そう考えながら。

0 件のコメント: