2012年1月20日金曜日

にゃんのきゅん日記


レモンをひとくちかじったような若い日の思い出は誰にでもあると思う。

朝ドラの「カーネーション」は欠かさず観るようにしている。日によっては朝昼3回ほど。「げげげの女房」もそうだったが、展開がおもしろい。生活の情景にノスタルジアも感じる。

いつかの明け方はっと想い出した。
何が?
目の切れ具合、笑顔の表情。今演じられている糸子(の女優さん)に似ている…、と。

それまで誰かに似ている…と無意識にあったのだけれども、そうだ、私なりの好感度。

私は高校を卒業するまで女子と口をきいたことはほとんどなかった。たんなる意識過剰。

私は当たり前のように普通高校に進学した。たまに、ほんとにたまに市の図書館で商業高校に進学した真理子ちゃんと鉢合わせすることがあった。目が合って目であいさつをしたような、しなかったような、私の方から声をかけることはなかった。とびあがりたいほどうれしかったのに。本のページをめくっていても何も頭には入ってはこなかった。中学のときの同級生。運動神経抜群で、きりっとした感じ。久しぶりに遭った真理ちゃんは「女」になってすごくまぶしくみえた。そのときの斜め後ろ姿が脳裡にある。

でも、赤い糸は別にあった。それを今度は手繰り寄せることができた。
故郷を離れ学生になって人が変わった。思春期を過ぎて青春期19歳のときに初めて女子と親しく口をきいた。背が高くてぽっちゃりしていて色が白く、おっとりしていた。そして、今いっしょに暮している。当時私は「面白そうなひと」に見えたらしい。裏切られたけど…と続くが。

「あれから40年」(きみまろ)だ。
ときに口にだすから、マリちゃんってどんな人って聞かれたことがあった。そんなこと言えるかいと思っていたが、そうだ「糸子」さんだ…。イメージは。びしっばしっとしていて快活。

でも、もう違うかもしれない。
こっちだって「シャンプーしたい、リンスもしてみてぇ」(火野正平)というオジイサンになってしまった。仮にもし遭えたら、またドギマギするのかなぁ。きゅん。

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