2011年12月11日日曜日

今日はきれいに晴れたようだ。
私の住む地域にはどこかの地点に富士山のポイントビューがいくつかある。少しづれたらもう見えない、不思議なものだ。自宅への帰りの自転車から茶畑の向こうに夕刻のシルエットが綺麗に見える。



昨夜は皆既月食だった。それが空気の清澄な北の高原地にいたにもかかわらず、すっかり酔って寝込んでしまったらしい。またやってしまった。いつ布団にはいったのか覚えていない。トイレで夜中に起きたときに服もぬがずに寝ていたのに気付いた。まだまだ酔いが残っており再びそのまま倒れるように寝てしまう。8時半に起こしに来られるまで起き上がることができなかった。なんて、馬鹿なんだ、ばかだ、ばかだ、野暮なやつだと心の中で叫ぶ。今朝は早く起きた、散歩をしたとかなんとか言って朝からビールをコップ3杯も立て続けに飲むご婦人の姿にそんな飲みっぷりをみたことがなかったので目が点になった。二日酔いが治まっておらぬようで帰りの車の中ではちょっと込み上げてくるものがあってつらかった。

3日もつれあいと会っていなければあれもこれもと積もる話だらけだ。

メールもこないし、どうせそんなことだろうと思っていたとつれあいになじられる。

そうそう、朗報があったよ(ハナシを逸らさなければいけない)。
へぇ~、ふ~ん、よかったねぇ。決めたのはいつごろのことだったんだろう。
むしろ心配していたのはためらっているんじゃないかって、そうだったらヒロミさんが可哀そうよねってつれあいは思っていたらしい。

一昨日の夜のことだ。ようやく到着して炬燵を囲み一息ついたころだ。このタイミングをみはからったようにさらっと「実は結婚することにしたからね」と発表する。さもありなんと思うも、よくぞ踏み切ったなとも考えた。よかったよかったということだが、鍋の準備で台所に立っていてその場にいなかったMさんがむくれる。理由は「おれには黙っておけというから今まで黙っていたのに、いきなり自分から言うとは何事だ」ということだ。「あちゃあ、ごめん、ごめん」と。Mさんのずいぶん酔いがまわっているときのごきげんな様子、怒りながら、「このやろ、このやろ」とぱっちりした目が笑っている。

春になったら彼女のところでお披露目やるからみんなで来てという。帰りの車の中では、家を開放する、みんなで家をシェアしようと。 彼がかつてニャンを飼っていたなんて初めて知った。カゲキ派であることは知っていたがネコ派でもあったのか。
Kさんとおしゃべりをしながら帰りの車中で考えた。
春になったら、けじめをつけてぶらり旅に出ようと。
日本中に、しかも風光明媚なところに限って原発があって、少し萎えたこともあったのだけれども。
50代で体力のあるうちに退職したのは何のためだったか。


まずはなつかしき九州を旅しよう、そしてかねてから夢想していた南の島へ。
リュックは買った。自転車も考えられる。

山川に拠点ができた、そして種子島にも足がかりができそうだ。

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