2011年12月5日月曜日

母親の雑煮、つれあいのさんまの開き

現代なら鬱(うつ)のことも精神的戦争傷痍のことも少しはわかるのかもしれない。今朝のNHK朝ドラでの「カンスケ」の状態をみていて思わずふたりでこみあげてくるものがあった。母親の鬼のような形相で訴える姿「強いものだけではない」と。戸惑う主人公。ひとごとや過去の話とは思えない。

続くNHK自転車旅の「こころ旅」の案内に一転してこころ和む。正平さんの「下り坂大好き」もそうだな。いよいよ鹿児島熊本へと進むらしい。背景にうたせ船の帆がみえた。不知火海だろう。

鹿児島県北部の出水(いずみ)・長島あたりでとれた大きなえび(クマエビ)を焼いて天日で干したもの。これを雑煮の出しにする。1尾1000円ぐらいで高価だが惜しげもなく使う。里いもにほうれん草などが入っている。これはつれあいも気に入った。私の母親から習い、一度このエビを入手していつかつくってくれたことがあった。ゆらりゆらりとあのような帆船で獲る。郷土の雑煮はシンプルで豪華だ。

昨日今日と晴れた、暖かい。
さんまの一夜干し、今晩食べごろだ。そう言えば、さんまなんて食べたことなかったな、幼いころ。

あなたも「こころの風景」だしたらいいのにとずっと勧められてきたのだけど。
もう、関東に長い。

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