2011年8月23日火曜日

めぐる

 母に「女が産むときの苦しみに比べればたいしたことはなか」と言われたことがある。
 休んだ次の日の出勤はときどき気が重い。それもあと3日。それでおしまい。チカさんは初めての懐妊に加えて二人も授かったことの不安を覚えたそうだ、それはそうだろう。

 今日から、できることを始める。ことにする。夕食に味噌汁はつくった。ゆで卵をかねて買い置きの「電気ゆでたまご器」でつくった。そして、後片付け(茶碗洗い)をした。

 兄が戸籍を調べたときに自分が双子であったことを知った。母も初産に双子が授かったのだった。難産だったようで兄だけが助かったらしい。母は結局死ぬまでそのことは一切話さなかった。兄もそういう生い立ちのせいか幼少のころは弱かったそうだ。学校にあがるのが3年も遅れた。

 息子の祖父母が不慮の死を遂げ、そして今度は息子の二人の子供が今宿る。
一方、シホさんはいよいよ来週から職場復帰。私は遅い夏休みに入る、ただし終わりはなくなった。

 めぐり巡るのだろう、今日は母の命日。

0 件のコメント: