2011年3月12日土曜日

消息がわからない

 JRが動かないので1時間以上都内を歩いて駅に着き、私鉄は動き始めていたので午前3時過ぎにようやく家に帰ってきた。誰しもが経験したことがない揺れだった。

 気仙沼、南三陸町、陸前高田、仙台にはつれあいの実家がありおよび親戚がいる。気仙沼と南三陸町は今、町が燃えている。実家の家族、叔父家族がいる。まさにそこにいる。もともと陸の孤島的なところだ。消息がわからない。都内にいる姪っ子からも連絡がとれないと不安のメールがくる。女川には邦夫さんの家族がいる。心配だ。

 こうしている間も三陸沖の巨大地震の余震に加えて長野、関東の地震警報、地震速報が次々に入る。

 息子たちがいろいろ手段を尽くしてくれるが、消息がわからない。つれあいが間欠的に泣き出す。

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