2010年8月3日火曜日

万歳


 外国の軍事基地がなければ安心して暮らしていけないのだろうか。消費税率を上げれば財政が健全になり社会福祉が充実するのだろうか。基地は撤去できない、そして消費税率アップしかないと思っているのが国会での多数の政党政派であるようだ。国民の多くもなんとなくそう思い込まされている。
 では実際の民意はどうなのだろう。圧倒的に米軍基地を抱える沖縄の住民はたまらないと考えている。これを多くの人々が我がこととしてとらえるのにはまだ時間がかかるのだろうか。今度の選挙によってもそうだが、消費税はこれ以上、上げないでほしいというのも本音だ。政党政派の議席数と民意のバランスがおかしい。小選挙区制という制度はやはり歪んでいると言われる所以だ。

 この人は年々話がうまくなるなと感じた。最後に万歳でしめくくる所作も板についてきた。

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