2010年5月22日土曜日

姪の家族の来訪


 神奈川にいる姪御が家族で初めて訪ねて来てくれた。急なことだった。うちの二男夫婦に赤ちゃん用品を譲ってくれるためである。軽自動車にいっぱい詰め込んで持ってきてくれた。その二男夫婦はあいにく温泉の一泊旅行に行ってしまった。子どもができたら二人でのんびり旅行なんかできないだろうとかねてから予定していたので会えなかった。姪御のつれあいも決まった続きの休みがとれず、また幼い子どもたちの体調もあるので行けるときに来たらしい。うちに寄って彼の実家に泊まりに行くという。

 彼はコンビニの弁当をつくっている工場で働いている。24時間稼動だ。近い上司からもお前たち労働組合をつくってくれと言われているらしい。年休はあるけどとれない。使わなければなくなるだけらしい。年休は風邪をひいたときしか、つまり病気理由しかとれない。じゃあ、風邪をひくしかない。ええ、そうしています、会社への申告はつれあいの姪御にさせるらしい。本人が電話をするといろいろな理由をつけて出て行かざるを得ないらしい。3日続けての休みをとるのは至難のことだという。じゃあそれだけ働かされてそれほどの報酬があるかというと、あと5万円ほしいですよという。十分ハングリーで労働組合をつくるりっぱな理由だ。男33歳、4歳と2歳の子どもの子煩悩な父親で、伴侶である姪御と一緒に家族をつくっていきたいと頑張っている。
 写真を撮ってあげようとするとマナちゃんはポーズをとる、下のシュンくんも走って寄って来た、姉の孫たちだ、私の遠い親戚になるのかな。

 家族同然に育ててきた牛を一瞬にして「そんなむごいことができるか」という宮崎の畜産農家の人の言葉は重い。ワクチンを接種して「処分」する、10万数千頭だ。

 名護市辺野古沖への新基地建設。日米で決めたことだからと。これは目の前で進んでいること「同時代」の琉球「処分」ではないか。先日は「朝日新聞」に「普天間基地撤去、海兵隊撤退」の意見広告が出ていた。また、6月に「琉球新報」と「沖縄タイムス」に意見広告を出そうという別の賛同よびかけがあった。手続きをする。

 塩漬けにしたらっきょうが順調だ。今年は少し丁寧にやったのでゴーヤが育ってきた。今後、我が家のどこにおいてネットを張るか考えなければ。明日はバケツ稲の田植えをしよう。ていねいにやっていかなければ。生きることもそうだ。諦観や達観では生きていけない。遅ればせながら私も人間が育ってきた、みんなのおかげだ。

 夜は娘が来て焼酎を飲む。明日我が伴侶は三沢へ出発だ。

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