2010年4月12日月曜日

ひとつひとつから


世間体、あるいは企業の管理職の自己保全につきあっていたら実は大変な事態になる。

DV(ドメスティック・バイオレンス)、あるいはモラルハラスメントだ。じわじわと進んでいるのが実態だろう。

まだまだ、反撃が足りない。泣き寝入りどころではない、いまだに自分が悪いと逆に追い詰められている。それが実態だ。簡単に言うと暴力と暴言、いじめ。被害なのに自分が悪いと思いこまされている。「思っている」というのがせいいっぱいだろう。

まず、家族すなわち身内が気付く、周りが話に乗る(受け止める)、そして対処をしない限り、被害を受けている人間に危害が及ぶ、ひいては最悪の事態にもなりかねない。DVは形(あざとか骨折とか)で残りまだ対処ができるが、モラハラは客観的証明が難しい、また加害の方にも自覚、後ろめたさがない。それでコトナカレで対処されるのが現段階だ。「受け止める側がハラスメントと言えば、ハラスメントだ」と消極的に対応され、「弱い人だ、おおげさな受け止め方」だとかわされる。これが一般的だ。実は違う。病んでいるのだ、加害の側が。こちらを見ていない。能力がある、必要悪、うまく表現できないなどと擁護され、じつは利用している。

光と闇なんていっている場合ではなく、ひとつひとつのことに気付き対処をしていかなければならないと考える。家庭や或いは企業内で起きていることだ。その根底にある社会のこと、仕組みのことにも言及しなければいけないが。まずは、まわりを見まわす必要があるだろう。「闇」ではなく「病み」のことだ。照らさなくてはならない。奇麗事ではない。キレイごとで援けあいの社会なんてできやしない。

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