2010年3月19日金曜日

凍みこんにゃくづくし


 0時前だのに電車は若い人でいっぱいだ、金曜日。間に合うかな?

 素材がいい—だからいい料理がつくれるわけではない。
やっぱりすごいのだなと感じ入った、板長の腕。
その板長が朋友という人のことの無げ。
最後に出た澄まし汁なんてすごいものだ。
うまいものって、すごい料理ってあるものだ。

 凍みこんにゃくづくしの料理のお相伴に与った。
自分には卵とじ(パン粉)、南蛮漬け(天麩羅の衣)がいいと板長。(この素材は)歯が丈夫でないとだめ、揚げ過ぎぐらいがちょうどいい、とのコメント。

 我が社は年度末だった。派遣の人がお世話になりましたとあいさつにくる。別の人は居た形跡を全部消していきたいとも。退勤時間になって一応ご苦労様とみんなで送り出すのが精一杯。経営は詰まるところ「派遣切り」をした。おめでたいことに私はそれを知らなかった、いやうすうす感じていて何もしていない。15年務めた人からは契約更新をしませんでしたと聞いた。「経費節約」それは物件費から人件費に及ぶ。これはすさむなとカラダで感じる。重い気分で職場を早くでれば、会場には一番乗りだった。
 おいしいものに与った。職場の社会の苦さを味わった。複雑な一日。まえの夜はよく眠れなかった。でも少しだけ会話ができた。

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