2010年2月23日火曜日

思えば遠くへ来たもんだ


言われるままに自署をした、あと日付も、と。平成って今何年だっけ?

ほら、その時の設計書…。

右も左もわからなかったので、結婚するために引っ越したのは職場の先輩の薦めもあって、その近所にした。ある時、そのご近所に住む職場の先輩の奥さん二人が揃って、あらたまって訪ねてこられた。保険の外交を始められたらしい。それで勧誘され、何の関心もなかったが、断るわけにはいかずに入った。設計書にお二人の名前が残っていた。応接した炬燵台の上に差し出した印鑑が勢いよく転がってしまった。あとから態度悪いよと妻殿から咎められた。確かにしぶしぶ入ったのは事実だが、転がったのは偶然だった。そのことが印象深く残っている。なつかしいお名前。元気にしていらっしゃるのだろうか。

満期を迎えるらしい。あの当時もうすぐ二児のパパだった。死んだら1,000万円。満期で100万円。配当は206万円と試算してあったが、全然実現しなかった。

受け取りの手続きをした。よく死なずにここまで生きてきたものだ。

じゃ、生きているうちに、ほな、ICOCA。その板前さんのところに。

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