2009年12月31日木曜日

年の節目に


 四人のうちの二人の息子は今日まで仕事、来られないという。それで娘と息子とが来て四人で大晦日の夕食。それでも四人だと揃える皿が多いなと久しぶりに感じる、昨年の今ごろはまだ息子が同居していたので普通のことだったのだが。今度のお正月は喪中ということでとくに本格的なおせちは用意しないことにした。そして、何かあればいつでも出て行けるようにはした。だから、大掃除程度でさほど忙しくない年の瀬だった。
 年越し蕎麦、それに東京桧原村の「とろ刺身こんにゃく」、宮城の牡蠣を使ったフライ、つぶ貝の炊き込みご飯。片付けは我家では“ロビタ”と呼んでいる食洗機をこれまた久しぶりに使う。

 今朝起きたときは未来社会のことを考えていたのだがすっかり忘れた。何か大事なことをいつも先送りして生きてきたように思う、「明日にしよう、いつかやろう」と。それでいいときもあるが、いつも中身もなく急いで生きてきたように思う。悪循環に陥っている労働と経済事情で来る年も平穏だとは思えない。しかし、少しでもよくなるようにと願う、私自身何ができるわけでもなく微力でしかないが。一日一日を大事にしなければとあらためて思う一年の終わりの日だ。

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