2009年11月16日月曜日

手応え


Yさんのお兄さんは知る人ぞ知るヒトだ。で、それがどうしたと言うぐらい普段は苦虫をかみつぶし、とくに喜怒も哀楽も出さず、もうこれ以上俺の人生ほど面白くないものはないといった顔をして仕事をしている。で、その彼に営業した。関心を示すようでもないので、渾身のお手紙、いやメールを送った。根負けという感じで、お義理で1枚買ってくれた。実は夫婦で観に来て欲しかった。快活な奥さんも知っている、そしてその世界では有名なお兄さんにも。きっと気に入ってもらえると思うし、気に入ってくれれば吹聴してくれるだろうと。

お世辞はおろか愛想のひとつもくれぬそのYさんから朝一番にメールがきた。ミュージカル良かったと、で奥さんはどの役やっていたのと。やったね。いや、ウチのはその他大勢ですから、ほら手をカマキリのようにして舞台上手(かみて)に迫る踊りが始まったときの一番端にいた熟女、あれ。と答える。

昼休みにはUさんに市民がつくるミュージカルのこと、有明の海のこと私たちの故郷につらなる干潟のこと、メッセージのこと、歴史のこと、諫早の地元の民主党のこと、そしてあらすじを話した。夫婦で観に行ってくれる。

3枚お願いしますとKちゃんからメールが入った。手紙は出していたけど反応はなかった。階段ですれ違って、またお勧めし、じゃメールくださいということでご案内のメールを送っていた。で、また返事がなかったので無理を言ったかなとあきらめかけていた。飛んでいって前売り券3枚お渡しし代金をいただいた。家族でいってくれる。

ものごとには手応えがあるとうれしいものだ。

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