2009年10月13日火曜日

「おがちゃん」


星がきれいに見える。昼間は暖かかったが、朝晩が冷え込むようになった。この夏は猛暑ではなかったのに、庭木を手入れすることなく繁茂するに任せたので、光が猫の額の地面まで十分に届いていないことに気がついた。あらかし、花桃、桜、山椒(の雄株)、てんでばらばらに枝葉を伸ばしてしまっていた。脚立、のこぎり、刈り込み鋏を取り出し少し剪定してみた。

「おがちゃん」と呼んでいるが通称「ハカラメ(葉から芽)」、おおでまり、ハイビスカス、アジサイの鉢を室内に入れることにした。「あまみちゃん」と呼んでいる蘇鉄はとりあえずベランダに置いたまま。

「おがちゃん」は小笠原から葉っぱで持ってきて21回冬を越した。南方であればジャングルをつくる。ある年、一度我家で越冬を失敗して、我家から差し上げていたお宅から逆に分けてもらった、言わば里帰りした「ハカラメ(葉から芽)」を累々と育てている。暑くなれば繁殖力を出し、鉢の外に土があれば茎を曲げてその茎から根をはり分かれて行こうとする。常夏の地であればよいがこの列島には秋が来る。さて、どうしようという形になったものを株分けして鉢を増やした。元気がなさそうだ。うまく育つだろうか。

おおでまりは益子で求めてきたもの。ハイビスカスは昨年買ったもの、今年はよく花が咲いた。でも真夏には咲かなかった。アジサイは娘が母の日に贈ったもの、枝だけになっていたものから庭にほったらかしていたら、芽が出てきた。「あまみちゃん」はその名の通り、奄美のJAで求めてきたもので種から芽が出てきた程度の赤ちゃんのようなものだった。9年ぐらい経つだろうか。

とくに世話をするわけではないのだが冬を無事に越してほしい。

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