2009年9月28日月曜日

熊本の男は泣かん


俳優の笠智衆さんは「熊本の男は泣かん」と言ったそうだ。そこで脚本家の山田太一さんはひざ詰めでお願いしたそうだ。そうしてドラマ「冬構え」(85年NHK)ではそのシーンが実現する。そのことがよかったのかどうかと、24年経った今、老山田さんは振り返る。

その話を熊本出身のUさんにした。大笑いである。この県の人には笠智衆さんのようなところがある。ひとことでいえば「肥後もっこす」。なんともそういう県民性がある。そしてときには手も焼くが、ほほえましいところもある。「冬構え」のあらすじを話してあげる。このドラマに出ていた今は亡き名優たちのことも。

そのUさんがしばらく休むという。何事かと思えば、娘さんの彼氏のフランス人の両親が弟もつれて来日するそうだ。その接待で有休を使うらしい。

ところで、今日は券が2枚売れた。
もう買ってくれないのかなと思って声をかけたらあっさりと買ってもらえた。

昨日千秋楽の朝青龍白鵬戦を観たが、すごかったなぁ。本割の白鵬のすごい立ち合いと投げ、朝青龍をひっくり返して投げ捨てた(勝負そのものは立ち合いの勢いで朝青龍が足をだして「よりきり」で負け)。そして決定戦では今度は朝青龍が厳しい立ち合いの末、白鵬をくだした。久しぶりのすごい迫力。よく考えればふたりともモンゴルの人だ。そして夜はETVで“蒙古襲来”を観る、二人のあんな顔とか勢いで攻めてきたのだろうなぁとヘンな想像をする。Uさんにそういう話もした。

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