2009年9月19日土曜日

キップパイロール


人間、度量、胆力が必要と考えられるが、それはない。

自転車に乗っていて電柱にぶつかりそうになり指をこすってしまった。ヒリヒリすると感じていたら、皮がめくれている。いつかも指にそんなことがあった。そのときはしみるので絆創膏を張るはめになった。

お金があるにこしたことはない。
しかしお金がほしいとなると心が乱れる。
疑心暗鬼となる。心に潜んでいたかもしれない鬼が現れてくる。
お金がなければ生きてはいけない。
お金なんかなくたって、という人には不思議にお金がある。
生き方や道徳を説く人にはついていかない。
さて、乱れた心をどうしよう。お金はなかったことにすればよいのだが。
話をきいてみよう、鬼は吐き出せばよいが、鬼は次々と現れてくるかもしれない。

『故郷』(72年 山田洋次監督)を観終わった。DVDできれいな画像だ。特典の予告編数編でまたほかのを借りたくなる。

鬼はどこから出てきたのだろう。
指を知らぬ間にこすらぬようにしなければ。

この連休中に姉を招待している。

それにしてもキップパイロールは手から放せない。

2 件のコメント:

ありんくりん さんのコメント...

余情半様。
すいません。「同胞」と「家族」を一緒にしていました。たはは。
こんどは間違いないと思いますが「故郷」は瀬戸内海の倍賞千恵子さんが出てくる作品でしたよね。これで違っていたら、どなんしよう。
「家族」いいっすよ。泣けますよ。感情移入できますよ。だいたい感情移入できない映画なんか観るなって。映画は、見てワンワン泣く、鼻をかむ、笑うのが王道です。その意味で、映画館より気の合う(というか一体化している節あり)女房と、うちで観ると遠慮エシャクないですね。途中、オシッコにもいけるし、酒も飲めるし。

そうだ、「家族」借りてきて、夫婦で泣きながら見ようっと!

余情 半 さんのコメント...

「家族」借りて来ておりまして観ました。昔、テレビで放映されたときも観たので久しぶりでした。壮大ですね。そして勿論「王道」しましたとも。私らが徳山のコンビナートを見るときは夜で、明かりの人工的なきれいさを想い出します。我が故郷の町にもパルプ工場が24時間稼動で聳えておりましたが。
「同胞」はミュージカルのサポーターの人が持っているというので個人的に借りることにしました、順番待ちです。