2009年8月21日金曜日

明朝出発


母がいよいよ、のようだ。
動揺した様子で伝えてくる。
今は上の姉がついていてくれて、土曜日に帰る予定だというが、もうそのままいた方がいいと伝える。生まれて初めてビジネス旅館にひとりで泊まって、生まれて初めて手にした携帯で私の電話を受ける。

ジムのサウナルームはたまたま誰もいない。
号泣するようにむせび泣く。昨日のことだ。

早く来て、という電話が携帯に大きな声で届く。
それで、今晩行くことにしていたが、もう少しもちそうだと言われたと、また電話がかかる。

しかし容態をきけば、いよいよだろう。
生ものは食べ終わり、新聞は止め、期日前投票は済ませた。
明朝出発する。

2 件のコメント:

増田・大仏・レア さんのコメント...

どのように、書き込めば良いのかわかりません。十分に納得のいく時間をお過ごしくださることを祈念いたします。

ハマタヌ さんのコメント...

お気をつけて出発下さい。そして残り少ないよき時間を過ごされますことを。