2009年7月1日水曜日

忙しそうだ


夏風邪がこじれるのはありうることですが、頭までこじれたらえらいことだなと考えました。きわめてクリアです。しっかり自分を見失わず、私らしく今日も斜(はす)に構えています。

日本で最初の裁判員裁判の事例になるかもしれなかったそうですが、さすがに何でも東京が一番(8月3日)ということでしょうか、埼玉は2番目(8月10日)になりました。とはいえ埼玉では初めてということで何回か取材を受けたそうです。それで、見たよといつか姉が連絡してきました。日本の制度上の歴史的な裁判の当事者(弁護側)として立ち会うわけです。賛否両論、不安と期待がある中、実際に取り組み、それが先行事例になりますのでプレッシャーが重いようです。まっ、若いから切り拓くことでしょう。

*ミュージカル「龍馬」を演じた俳優さん

■集会のおしらせが届いています。 そのままご案内します。

1)声を上げたら逆ギレばっかり ~それでも負けない非正規ユニオン7.5シンポジウム~(7月5日)

2)どうする日本の若者支援 ~教育・福祉・労働をつなぐ~(7月18日)

3)生活保護問題対策全国会議設立2周年記念集会
カウンター越しの対立を超えて ~生活保護費国庫負担増・ケースワーカー増員を求めてつながろう~(7月18日)


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1)『 ~声を上げたら“逆ギレ”ばっかり~ それでも負けない非正規・ユニオン7.5シンポジウム』
とき 2009年7月5日(日)13:00~16:00
ところ 中央大学駿河台記念館(千代田区神田駿河台3-11-5)
アクセス↓
 http://www.chuo-u.ac.jp/chuo-u/access/access_surugadai_j.html
主催・7.5シンポジウムを呼びかける会 
協賛・「週刊金曜日」
連絡先:全国一般労働組合東京南部(TEL03-3434-0669/FAX03-3433-0334 )
「非正規が組合作った? 生意気だ。ちょっといじめてやるか」。そんな嫌なセリフが聞こえてきそうな状況が相次いでいます 。働きに見合わない安すぎる賃金の是正やまともな残業代の支払い、安定した雇用の確保……。働く者として当たり前のごくささやかな要求を掲げ、立ち上がった非正規・ユニオンに、経営者は“逆ギレ”したように露骨で差別的な攻撃をしかけています。刑事告訴、実質的な解雇、懲戒をちらつかせての恫喝、などなど。それは、法で保障された労働組合活動への攻撃であり、言論の自由への弾圧であり、決して看過できることではありません。低い労働条件に泣かされ続けてきた非正規の仲間が立ち上がり、ふりしぼるようにして上げた声に、私たちは呼応しよう。不屈に闘う当事者の訴えを聞き、シンポジウムで経営者の思惑をあぶり出すことで、仲間を守り、不埒な経営者への社会的反撃を始めよう。
人らしい働き方を求め、社会を変えるのは「ノーと言える労働者」たちです。その異議申し立ての封じ込めには、広く連帯して「ノー」を突きつけていきましょう。
多くの仲間たちに「7・5シンポジウム」への参加を呼びかけます。
●シンポジウム
どう考える?労働組合の権利
●コーディネーター
  棗 一郎(弁護士)
●パネリスト
  堀内 光子(元ILO駐日代表・アジア総局長)
  圷 由美子(弁護士)
  豊 秀一(日本マスコミ文化情報労組会議(MIC)議長)

逆ギレ組合攻撃に反撃を!
●派遣ユニオン
KDDIエボルバが国際オペレータの待遇改善要求に逆ギレ!
エボルバユニオン委員長が行った衆議院会館での報告について、長時間の事情聴取を行うなどの支配介入。

●首都圏青年ユニオン
ゼンショー・すき家が未払い残業代請求に逆ギレ!すき家ユニオン組合員に詐欺罪、窃盗罪をでっち上げ、刑事告訴。

●ネットワークユニオン東京
アルファ・デザイン・コンサルタンツが労働委員会への申立に逆ギレ!
ネットワークユニオン東京と組合役員および当該組合員を名誉毀損、営業妨害で告訴。

●全国一般東京東部労組
阪急トラベルサポートが未払賃金の是正勧告、派遣添乗員の待遇改善要求に逆ギレ!
HTS支部委員長が「週刊金曜日」の取材に応じて話した内容を「虚偽」だとして、事実上の解雇処分。

●全国一般東京南部
ベルリッツが春闘ベアなし回答での長期ストライキに逆ギレ!
全国一般なんぶとなんぶ役員、支部のBEGUNTOおよび執行委員個人に対し、違法ストだとして損害賠償請求を告訴。

このような攻撃を許してはいけない!

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2) シンポジウム「どうする?日本の若者支援/教育・福祉・労働をつなぐ」
●呼びかけ人
湯浅 誠 自立生活サポートセンター・もやい事務局長
佐藤洋作 文化学習協同ネットワーク
日時:2009年 7月18日 (土) 14:00~17:00(開場13:30)
会場:立教大学 池袋キャンパス14号館 D201教室(池袋駅より13分)
●資料代:(可能な方より)1000円 ●学生無料
●協力:自立生活サポートセンター・もやい
    文化学習協同ネットワーク
●プログラム (予定)
司 会:平塚眞樹/法政大学
開会あいさつと問題提起:湯浅 誠
第1部 若者支援の現場から
「ニート」・ひきこもり支援/自立援助ホーム/就労支援/高校/
生活支援/困難を抱える若者の支援/医療・精神保健等の分野から
第2部 政策と研究の動向
若者の生きづらさと支援:佐藤洋作
若者に対する総合的支援の取り組み:大塚幸寛/内閣府
若年就労問題の社会構造的背景:本田由紀/東京大学
欧米に学ぶ若者の貧困化と支援政策:宮本みち子/放送大学

● 参加申し込み・お問い合わせ〈当日参加も可能です〉
件名に「シンポ申し込み(または、問い合わせ)」と明記し、
必要事項(①お名前、②ご所属〈お立場〉、③お住まいの都道府県、④電話番号)をご記入のうえメールまたはファクスにて、7月15日(水)までに下記宛てお送りください。 参加票は特に発行いたしませんので、当日、会場にて受付・お支払をお願いいたします。
メールアドレス 
wakamono_shien@yahoo.co.jp TEL 03-5818-1177/FAX 03-5818-1179(明石書店:三輪)

●アクセス:立教大学池袋キャンパス 池袋駅より徒歩13分
http://www.rikkyo.ac.jp/access/pmap/ikebukuro.html
池袋駅 :JR山手線・埼京線、東武東上線、
西武池袋線、地下鉄丸ノ内線・有楽町線
●キャンパス内地図
http://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/campus.html



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3)生活保護問題対策全国会議・設立2周年記念集会
「カウンター越しの対立を超えて~生活保護費国庫負担増・ケースワーカー増員を求めてつながろう!~」

「水際作戦」と呼ばれる窓口規制のため、生活保護から排斥されて餓死する人が未だに後を絶ちません。私たちは、「カウンターのこちら側」から、そうした実態を告発してきました。一方、未曾有の経済危機と「派遣切り」の嵐の中、「最初で最後のセーフティネット」となっている生活保護の利用者が急激に増えつつあります。「カウンターの向こう側」の窓口職員や地方自治体からは「持ち件数が増えケースワークどころではない」、「4分の1の保護費負担が地方財政を圧迫する」といった悲鳴が聞こえます。私たちの国でこれ以上の餓死者を出さないためには、生活保護を必要とする人たちが漏れなく制度を利用できるようにしていかなければなりません。そのためには、生活保護費の国庫負担割合を増やすこと、ケースワーカーを増やしその専門性を高めることを求め、関係当事者が手をつないで声をあげていくことが、今、切実に求められています。カウンター越しの対立を超えて。

日時:2009年7月18日(土) 13時受付開始 13時30分開会
場所:東京・渋谷 東京ウィメンズプラザ・ホール
http://www.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/contents/facilities.html
主催:生活保護問題対策全国会議
共催:労働者福祉中央協議会、全国公的扶助研究会、生活底上げ会議

13:30 開会挨拶  尾藤廣喜(生活保護問題対策全国会議代表幹事・弁護士)
13:35 当事者の発言など
14:05 基調講演「生活保護制度を活かすために」
   岡部卓さん(首都大学東京教授・生活保護制度のあり方に関する専門委員会委員)
14:55 休憩
15:10 基調報告 「生活保護予算と人員の基礎知識」 
15:25 パネルディスカッション「カウンター越しの対立を超えて」
  コーディネーター:吉永純(花園大学教授・元ケースワーカー)
   代表討論:ケースワーカー代表vs 支援者代表
パネリスト
   藤井克彦さん(名古屋・笹島診療所)
   津田康裕さん(名古屋市職員・前中村区生活保護ケースワーカー)
岩渕正洋さん(札幌市職員・中央区生活保護ケースワーカー)
阪田健夫さん(弁護士・日弁連貧困と人権に関する委員会委員)
16:55 閉会挨拶  高橋均さん(中央労福協事務局長)
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〒530-0047 大阪市北区西天満3丁目14番16号 西天満パークビル3号館7階
あ か り 法律事務所  Tel 06-6363-3310 Fax 06-6363-3320弁護士 小 久 保  哲  郎

3 件のコメント:

bianca さんのコメント...

ずいぶん前から時折おじゃましていますが
初めてコメントさせていただきます。
お加減はその後、いかがでしょうか?
ご無理なさらないように…。
さて、7/18はどちらに行こうか真剣に悩んでいます。

ハマタヌ さんのコメント...

復調のご様子、よかっですね。真剣に心配ました。
さて、この集まりの労組は皆、健全ですね。全国一般は、ひところ私もごやっかいになろうと思ったことがありました。南部一般ですが。まだ、あったんだ。
このような集まりを見ていると、私のような労組不信派も、まだ日本の労働運動も捨てたもんじゃないきがします。

やはり、湯浅さんの起爆力なんでしょうか。
余情半さんがベタ惚れの彼の講演を聞いてみたいですね。

われら有機農業のサイドにも、彼のような今までのしがらみもなく、クリアで分かりやすい青年が欲しい。今回のうちの市の推進協議会も欲得で・・・。もう私たちの帰農第1世代は退場しないとダメだ。

余情 半 さんのコメント...

ホントに御心配かけてすみませんでした。一過性のことで元気にしています。励ましありがとうございました。

Bianca様
ときおりハマタヌ様のところへのご投稿をお見かけしておりました。こちらもご覧いただいていたとは恐縮です。これからもよろしくお願いいたします。

ハマタヌ様
一歩違ってこの人が官僚だったら手強かろうな、というのも一面での印象でした。あいさつしたら「ああ、なんだぁ」ということで打ち解けました。「のんびる」の座談にも招かれたり、聞いたら息子も以前に生活保護申請マニュアルの本にサインをもらっていたりして身近にもファンがおりました。この人の「活動家論」なんかトキさんたちツワモノも本質を突かれて大笑いしておりました。今は引く手アマタの有名人です。身辺も探られたりして不快な思いもしているようなことも言っていました。ご貴兄の目でも一度人物を観てください。