2009年5月2日土曜日

益子春の陶器市


昨夕、下りの湘南新宿ラインを終点まで初めて乗った。混雑していてほとんど座れず、途中、ああここが蓮田か、ここが東鷺宮かと通り過ぎる。

息子が日ごろお世話になっているので姉のところへご挨拶。考えてみれば夫婦で訪れるのは久しぶり、結婚式だ、なんだかんだと外ではあってはいたが。

近くに住む姪っ子夫婦もお出迎え、婿さんとは結婚式以来、初めて。初節句を迎える初孫がかわいらしい。ちょうどペコちゃんを男の子にしたようだ。

姉は家の装飾やガーデニングにはそれなりの感性があるようだ。気の利いた器も揃えていて、品数多く食卓を飾る。うちの息子にそれ食えやれ食べろと勧め、息子もそれによく応える。義兄は親分肌でそういう姿に目を細める。夫婦二人になって、昨年リフォームした。塗り壁が独特だ。施工したのは婿殿の親の会社で、婿殿は設計をしたらしい。

川越の紙細工屋さんで求めたちょっとしゃれた張子の鯉のぼりをお祝いに。婿どのに気に入ってもらえたようだ。この婿殿は飲めない。ペコちゃんは終始ご機嫌、だがおネムには勝てない。姪っ子夫婦が帰っていく。

義兄と黒千代香で杯を交わす。サプライズ発表。義兄はさすがに会社の役員、飲み込みが早い。夜遅くまで杯を交わした。自分のアパートまで息子は歩いて帰った。

今日は益子の陶器市へ。相当の混雑と想像していたが、人出が少なかった。ETC1,000円の高速でみんなもっと遠くへ行ってしまったのだろうか。土の感じが強い陶器、陶芸品や骨董、様々なものが露店を中心に並ぶ。様々な作風があって、自由な感じを受ける。

急須があって一品だけ1,000円安い。質感が気に入って、これはなぜかと、あまり商売っ気のない売り人に訊いた。金属の茶漉しボールを入れるとふたが閉まらない、そのせいだと。もっとまけると言うから、じゃあちょうどにしておけと言ったら、それでいいと言ううので買った。煎茶ではなくてほうじ茶なんかだったらいいだろう、とも。

「大てまり」の大きな木があって花が咲いている。その下で、その苗木を売っている。買った、育ててみよう。この花を姪っ子が好きで、結婚式もこれで飾った。

そば打ち愛好家のみなさんの「下野そばの会」の出店でおそばをいただいた。素人の人たちで趣味が高じて発表会もやる。打ちたてのそばはおいしかった。義兄の知り合いのHさんは本格的な畑もやるらしい。教え方がうまいという。

明日は姪の嫁ぎ先で端午の初節句にお呼ばれという姉夫婦。地元には地元のしきたりが様々にあるらしい。お姑様と一緒にいる若いお母さんはピリッとしてくるらしい。むすめもきっとそうなるだろうと姉は言う。

頑張れ姪っ子。

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