2009年3月23日月曜日

立ち上がった水仙


 去年水仙を買って植えていた。上品なご婦人が商う隣町の花屋さんで求めていたのをすっかり忘れていたが、つれあいは覚えていた。株が残って翌年も咲きますよ、と。それが芽を出し成長して花を咲かせた。ちょうどその並びに私が昨年の「ゴーヤ栽培セット」の土袋を放置していた。それをどけたら寝た姿の黄色い茎が出てきた、倒れているように。芽をだし成長しようとしていたのだ、どけて数日経ったら緑色になってきた。なんとけなげな。・・・というストーリーがあったのに、山椒の木に気を取られ、なんと踏んづけてしまった。そしたら花を咲かせたまま寝たきりになってしてしまった。つれあいも「あっ」と言う間のできごとだった、しばらく非難の目でみられ、寝たきりの水仙に数日、申し分けなく思っていた。 なんと、今朝これが立ちあがっていると写メールが届いた。
 踏まれてもいつかは立ち上がれる、我家の水仙はたいしたものだぁ。

 重石を載せられ蓋を閉められれば、腐るか発酵するか、なのかもしれない。腐ればもうだめで、発酵すれば何か有用なものになるのかもしれない。
 5年は長いと考えられる、腐るかもしれない、と。
 重石を上げ、蓋を持ち上げれば、立ち上がり伸びができるだろうか。しかしながら、もし発酵するなら適度な時間がかかる、具合が肝腎だろう。

 暖かい日差し、それがあればなんとかなるだろうか。

何か望みは?そこをどいてくれ。日差しがほしい。

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