2009年2月10日火曜日

無駄な抵抗?

 自分のパソコンがいよいよ立ちあがらなくなった。
 女房殿がへそくりで買っていたパソコンを貸してもらっている。画像をとりこめるソフトをインストールしないまま繋いだせいかどうか知らないが、「デバイスドライバソフトウェアをインストール」できない。と、書いているが何のことかわからない。要するに妻殿のパソコンも立ち往生させる事態にしてしまった。電源をぶちっと切るあれを何回も繰り返す。「私のも壊す気か」と言われては言葉が無い。
 思えば保守頑迷、キーボードをたたいたのは、我が社では私が最後だった。“ひとりに一台”文字通りのパソコンが職場に導入されたのは97年のこと。大昔といえばそうだし、ついこの間のことといえばついこのあいだのことだ。「さっぱりわやや」の私は恐怖したものだ。電子決済、ペーパーレス、話はメール、瞬く間に進んだ。職場が非正規職員をパートから派遣に切り替えたのもこのころ。当時、今でいえば職場は「パート切り」をして派遣さんに切り替えたと思う。パソコン「スキル」をもつ若い派遣さん(みんな女性)が大量に入って来た。そのパソコン「スキル」ももはや派遣さんの武器ではない。労働ダンピングは私のまわりでも進んだように感じる。
 さて、パソコンが使えなくなってしまったらどうなるのだろう。もう、パスワードはなにがなんだかわからない。年をとれば衰える。パソコンのサポート事業が繁盛するかもしれない、いや新手の“パソコンサポート詐欺”が、我々が老人になるころには起きてくるのではなかろうか。
あっ、先のことより今のことで頭が痛い。妻殿からは幾度も買い替えることを勧められている。

0 件のコメント: