2009年1月5日月曜日

つながりの社会へ

 年が明けてやたらに人身事故での鉄道の乱れがテロップで流されていたという印象があったが、はからずも帰宅途上でこれに遭遇した。ほぼ「人身事故」とは自死すなわち自殺のことだと考えられる。年間3万数千人の自殺者が毎年絶えることがない。数万人のひとびとにとって「死ぬしかない」社会であるとしたら、なんとかしなければいけない。

 「アキハバラジケン」についての社会的分析が進みつある。言うまでもなく無差別殺傷のよいはずが無い。あのとき犯人の親(の育て方)を問い詰めるかのような報道の仕方に違和感と疑問を持った。
 つまるところ、その後年末に起きたトヨタ系列の派遣切りの先駈けで、犯人の怒りの持っていき方のお門違いの「破れかぶれ」な犯行だったということができる。

 「誰でもよかった」というフレーズは、実は「戦争」の殺傷行為にも通じる。

 壊れていく社会を、押し返す方法の創意工夫を「テント村」に学びつつある。

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