2008年9月20日土曜日

シゴトチューだった


 6ドアの大型冷蔵庫を再び買った。主な理由は年間消費電力が小型のものとさして変わらなかったから。あれこれの機能がついていて、たくさん入るし、売れ筋のようで価格もリーズナブルだった。ダウンサイジングは投げ捨てた。『雀のお宿』のおばあさんなら大きい葛篭(つづら)を選ぶ性格。

 前の冷蔵庫からは、調味料が30種類も出てきた。私が冷やして食べようとして詰め込んでいたデザート缶も、幾缶も‘発掘’された。積み重ねられて、何回も妻殿から問い詰められた、「こんなに入っていたが・・・」と。『冷蔵庫で食品を腐らす日本人』(朝日新書、著者:魚柄仁之助さん)を地でいく行為であると。

 新しい冷蔵庫が搬入されるときにたまげた。玄関に入るのがギリギリだった。台所へは2つの入り口=関門があって、業者さん2人して、迂回したり斜めにしたり大変な思いをして、ようやく設置をした。

 では、前の冷蔵庫のときどうしたのだろう。ああ、あれは引越しのときだった。そのときの搬入の様子を覚えていない。私はどうしていたのだろう。

 あっ、とんでもないことを思い出した。あのとき私はいなかった。小さい子が4人もいて引越しのとき私はその場にいなかった。シゴトチュー(仕事虫)だった。どこにいてなにをしていたか。職場にいた、居ざるを得ない職場だった。今でいうパワハラが吹き荒れていた。ほとんどビョーキだった。

 そしてホントに病気になった。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

こんにちは♪
My husband,tooです。
それも、そんな昔のことではなく・・・