2008年9月12日金曜日

こぶしの持って行き方

 毎週なにがしかのゴミ出しの日があって出すのは私の役目。通勤路をややはずれる。大きくはないが、がっちりとした体格のオスネコによく出遭う。どうやら縄張りの朝のお散歩コースらしい。態度があまりかわいくない。いつしか「トキ」(おおきな声では言えない)と名づけていた。

 インドネシアATINA社から都留さんスナルトさんエイブラハムさんらが来日して、昨夜お食事会にお呼ばれした。このあいだ、ご一緒した一行のなかの理事さんたちにも再会した。「同じ場所で同じようなものをほぼ同時にともに食べる」のが親近性を高める人間の行為。という理屈を食育で学んで、あらためてそういうことなんだと思った次第。
 忙しいなかを職員のYさんは千葉から駆けつけた。通常ではこんな時間には仕事が終わるはずがない、やりくりしてきたらしい。現場では所長さんだが、我々の一行のなかではひょうきんで通っている若者。やまなしの職員のTさんは茨城の帰りがけで30分だけ参加して帰った。理事さん達も遠い人はイバラキから駆けつけた(右のサブレーをいただいた)。時間はあまり経ってはいないけれど旧交を遅くまであたためた、みんな帰れただろうか。
 
 事故米の不正流用はひどい話。
そもそもそんなものを輸入しなければいけない仕組みがある。政治の判断、ミニマムアクセス米この根本を問題にしなければいけない。
そしておざなりな行政。三笠フーズらのあぶく銭つかみのやり口。ばれないようにと巧妙な手口。その不正行為を実行させられた現場の人の、心の葛藤。ついに勇気をふりしぼって内部告発をした人がいた。行政に放置されたうえ、その挙句が全員即刻解雇。被害を蒙った取引先の数々の食品加工業者。

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