2008年6月24日火曜日

温度差

沖縄では梅雨が明け32度前後で蒸し暑かったから汗をかいた。昼間は好きな「さんぴん茶」で水分補給を、夜はオリオンビールと泡盛を浴びるほど飲んだ。本をしこたま買った。それでリュックが壊れて往生した。ホテルから宅急便にして送ったらもう届いた。
日曜日、羽田に着いたら大雨だった。家に帰る時もみやげがびしょぬれになった。月曜日は日本海から寒気がきているということで涼しい。

「9・11」以降狂ったようなアメリカの戦時体制、米軍犯罪・迷惑、中央政界の憲法改悪論議、自衛隊の海外恒久派兵法の動きなどなど、とても平和な社会にむかっているとは思えない現実が、日本の南の最果て、極東の中心からむきだしで見える。

かぶれたのではなくて、ホントに温度差がある。

なんと例えればいいのだろう。
崩壊する前のローマ帝国の市民の饗宴。
食糧をつくれない、それを買えない近未来。
「安全の崩壊」におびえる都市富裕市民。
富の再配分を拒む狭量な財界、政府、アメリカ。
突出した日米の軍事力。
あまり感心を示さない成熟した市民社会。

「4.28」、「6.23」学生時代は街頭に出た自分自身。

2 件のコメント:

野生のトキ さんのコメント...

世情半さま

どんどん怒りが増幅しているようですが、
しばし、待って。

沖縄の豊かさ、未来系も知ってらっしゃるゆえ。

沖縄のあの豊かな世界、面白い人々を紹介してくださいませ。

匿名 さんのコメント...

沖縄に行ってどうでしたか?おいしかったですか、いい話、聞けましたか?いい泡盛が飲めましたか?

沖縄の人は、外から見ると年がら年中悲憤慷慨しているようにみえますが、中で暮らしているとポリネシア的エピュキュリアンです。

悲惨に共に怒ることは大切なことですが、一緒に笑い、ともになにかできることを探すことのほうが、もっと大切なのではと、かつての沖縄県名護市民は思います。