2008年6月29日日曜日

ユビキタス家庭


 三男は新入社員でいつも夜遅く帰ってきていました。ある日の我家の状態をこう言いました。

 妻殿はパートさんですが、私のPCに従属しているのはいやだったそうで、あるとき、息子にたのんで最新型で軽量のものを通信販売で自分の金で買い求めました(我家は結婚や就職、独立で核分裂が始まっていますが全員がPC持っています)。
 以来、気がつくと「お茶の間団欒」が丸い卓袱台の上の銘々のノートパソコンにむかったまま耳半分の会話になっているのです。これってまるで今様の職場の情景と同じです。
 雨降りの日曜の今朝もそうでした。おぞましい現実ですが、誰それのブログは「ははは」とか「へぇ、ほー」とかやっておりました。世の中おかしいとつぶやきながら、おかしなことをしている、おかしなやつです。

 三男は任地が決まり昨日引越の荷物を送り出し、今朝未明出発し、もう荷物を受け取ったというメールを受けました。たまたま次姉夫婦がいる県都で、お世話をお願いしておきました。親分肌の義兄なので安心です。息子にはこの前買ってきた泡盛を手土産に持たせました。独り暮らしの始まりです、巣立ちました。
  (ちなみにユビキタスの意味は私にはわかりません)

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